引き継ぎノートを作ろう!看護師の転職で引き継ぎを上手くするコツ

看護師が転職する時は、後任者のために引き継ぎノートを作る人も多い。引き継ぎノートを作る際は、ノートを読んで仕事の内容が分かるように書くことが重要だ。自分が職場を辞めた後に、任された人が何をすればいいのか分からないという状況がないように、過不足なく仕事内容を伝えないといけない。

引き継ぎノートを作る時は、職場に来た看護師が仕事をする手順を考えながら作成すると分かりやすい。まず、1日の仕事の流れを書き、補足情報として1週間単位や1月単位の仕事について書く。次に、患者情報について名前や症状、急変時のトラブル対応などについてまとめる。

後任者が仕事をしやすくするには、仕事で使う書類や備品の場所についても残しておく必要がある。分野や項目で分けてどのような書類がどの場所にあるか引き継ぎノートに記しておくと、分からないことがあった際にスムーズに対応できる。

伝えたことが多い場合もあるかもしれないが、長々と業務内容について書くのではなく、簡潔に書くことがポイントだ。長い文章で書くとかえって何をすればいいのか伝わりにくくなる可能性がある。看護師の仕事でも優先順位をつける機会があるが、引き継ぎノートを作る際も伝えたいことは何か考えながら作成するのがコツである。

ノートを残すだけでも後任者の役には立つが、引き継ぎノート作成者の連絡先が載っていると後任者が分からない時に質問できる。電話やメールに対応できる時間も合わせて書いておくと、後任者が連絡できず困るという事態を避けられる。